北欧旅行

もう二週間ぐらい前のことですが、相方を連れて、osloインでそのままフィヨルドを見学、その後アイスランドに飛び首都レイキャヴィークにいってきました。
なんといっても大自然。切れの良い空気。写真も心なしか引き締まった気分。
北欧はもう4度目ぐらいですが、やはり好きです。
北欧の街並みにも、デザインにも、音楽にも、通底する簡潔さというか割り切りのよさというか。
見ていて気持ちいいし、そういった空間に身を置くことに大きい意味がある、と信じている。
いやー旅はいいよなー

嘘です。
本当は箱根に一泊二日で温泉に行ったのです。
「きのくにや」という江戸時代から400年同じ泉源を使っている宿に泊まりました。
その当時の浴室を再現しているという貸切風呂は木の腐りぐあいといい、湯気の溜まり方といい、照明といい非常に豊かな空間でした。
ところでこの旅行は、元々みのもんたが温泉を紹介している番組をみて思い立ちました。
その途中に映った大桶谷(真ん中の写真)に強く惹かれたのです。
確か美肌の湯特集でいろんな温泉と周辺観光地を映してました。
僕らが泊まった部屋はなんとそのみのもんたの番組で撮影に使用した部屋だというのです。
仲居さんが私はそこに映っていたというのです。
これも嘘のようですがこれは本当なのです。

うそです。そう、これらの話が本当は全て嘘なんだ、と僕がいってしまえば、何が本当なのかまったくわからなくなるのでした。僕らが話すことは全て物語なんです。作り話以外言葉になりえない。それらいくつかの物語の中で一番つじつまがあうものが本当であると信じているのです。
だからこそ、意味分からないことでも、おかしなことでも、信じて身体の外に出してみることはとても大切なことだと思うのです。仕事ではほとんど必要のないことかもしれないけど。


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上: 芦ノ湖
中: 大桶谷
下: ケーブルカー早雲山駅