Saturday, August 04, 2007

München

今朝night trainでveniceからmünchenへ着いた。

Venezia Biennaleはすっかり観光の一部と化していて、もはや、これはアートのためのイベントではない。
すべてを取り仕切るのはキュレーターで、Venezia Biennaleはそのキュレーターの芸術作品であるべきだ。
Venezia Biennaleは芸術ではなく、下世話な見せ物に成り下がっているような気がしてならない。観光客が立ち寄ってなんとなく楽しめるようなお祭り。そんな印象をうけた。
プラス、作品の番号が地図によって違ってたり、その場所へのアクセスの仕方が載っていなかったりで
イタリア人らしきun-organizeな面が致命的に響く。こちとら時間がない!
もちろん素敵な作品はあって、得るものも大きかった。大御所の方々もたくさん出されてます。

ミュンヘン。今日も時間の許す限り美術館、ギャラリーを訪れる。
Pinakokeとgilbert & georgeとH&deMのsammlung-goetzと。
それとたまたま僕の大好きなティルマンスとエルグストンの展示を別々に見つけて、規模も内容も申し分なかった。
思いがけずうれしい。





top; 小さなギャラリーでのティルマンスの展示。入り口の階段を上ると飛び込んでくるおめこの写真(巨大)。微笑ましい。

bottom; 同じくティルマンス。アクリルのケースの中、色だけがプリントされた印画紙が折ってあって(汚い)たいそうに並べられている。よくわからない。あっそうか、これはポートレートなんだ!高さも大きさもちょうど良い。うまく撮れないけど、不細工な僕も素敵な風景に溶け込む。

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