London

最後です。
知人としばらく行動を共にした後でまた一人。寂しいからまた書く。
小さなDesign MuseumはZaha HadidとJonathan Barnbrook。鼻血ものです。
Zahaはスキルフルですね、　２５０人の手下を駆使して元気玉のようなプレゼン。
かたや、バーンブルックは２，３人のチームで血の通ったカメハメ波。
どちらも勉強になったし、ぼやけてた両者の輪郭が少しずつはっきりしてくる。
サーペンタインギャラリーはアイスランドのアーティスHrein Fridfinnsson。
彼は７０年代に活躍していたコンセプチャルアートの一人者。
olafurもmumもtapeをも一本につなぐ北欧の水脈を見たようで、静かな興奮を覚える。
そして日本のそれがとても気にかかる。
ICAはoutsiderならぬinsider art、獄中者の優秀作品展。
お金が無いからビデオも、写真もない。そこにあるもので作る。
まさにDrawing Restraint、拘束のドローイング。
美大生の作品なんか比べ物にならない。素晴らしい。
これなら僕らも半年ぐらい牢屋へ入ればいいと思う。
足が衰え、頭髪の抜け落ちた未来人を思い浮かべる。